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数字に見る博多港の実力。そして更なる成長計画

クルーズ船寄港回数3年連続トップ、博多港の実力に迫る

博多港。

あらゆるモノやコトにIT化が進み、人々は移動する必要のないケースが増えてきた。こうした変遷で、ある市場や業界は苦戦を強いられるシーンもしばしば目にする時代だ。しかし、世の中には絶対に無くならないコト、モノもある。今回でいえば、観光物流はまさにこの類である。

経済の循環、発展に欠かせない観光市場と物流市場。博多港はこの2つのマーケットであらたに快挙を打ち立てた。

2017年、クルーズ船寄港回数326回を達成(3年連続国内トップ達成)
国際海上コンテナ取扱個数92万

これらの数字が何を意味しているか。博多が観光地としても物流中継点としても非常に優秀なポジショニングだということだ。不便ならばわざわざ博多港を使わない。ただ、現状の問題として、嬉しい悲鳴ではあるが寄港数が多過ぎるとのこと。なんと年間130件、寄港を断っているのだ。それほどに博多港は観光業界も物流業界も利用したい港なのである。

 

「中央ふ頭西側岸壁」延伸計画

上記の問題を踏まえて福岡市と国が動き出したのがこの延伸計画である。港としての需要が拡大の一途を辿る以上は、断ることは経済にとって最大の機会損失である。今後は断ることのない港を実現するとのことだ。
狙うは東アジアの海。ここではクルーズも物流もめくるめく動いており、この市場規模は今後も拡大すると思われる。博多港は東アジアのクルーズと物流を受け入れる絶好のポジショニングであり、且つ、常に万全の態勢で受け入れなければならない使命を背負っているということだ。

日本西端巨大港のプライド

国内の各港は、その地理的ポジションでそれぞれ違った使命を背負っている。博多港は昨今、中国からの衣料品輸入や南アフリカへの中古車輸出でコンテナ取扱が増大したとのことだ。
物理的に近い国とのやりとりが継続的に続く以上は、博多港のプライドにかけて、東アジアをはじめとした日本の西の海の経済を制する方向で動きたいところだ。

観光利便性の向上がリピートを生む

観光面の計画も目が離せない。博多港に寄港したクルーズ客が地上観光した後、そのまま違う港から同じクルーズ船に乗船し出国できるという開発を、国土交通省を巻き込んで検討している。つまり、既に体験したルートをわざわざ戻って乗船するという無駄を省くことができる。
無駄な移動時間のカットは、その分だけ別の観光も楽しんでもらえるメリットを生むということだ。こうした利便性を観光客は他と比較する。
比較してより良いサービスが提供されることを認識すれば、リピートもしたくなるというものだ。

サバくん
サバくん
大きな船で人と荷物を運べるのは便利だけど、博多はクルーズ船の行き来する回数はすごいね!
ふくさん
ふくさん
そうなんだ!飛行機の利用もいっぱいだし、港の利用もいっぱいだし福岡は世界に開かれた街なんだ。
注目点

博多港は都心にも近く便利なので、どんどんWF地区との相乗効果が期待できる!

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